焚き火 diary

火と向かい合う。自分が見えてくる。

行く春

ゴールデンウィークの人出を避けて、ワニ塚の桜の脇をすり抜ける農道を走りました。 気づけば、枝には新緑とは言いづらい濃い緑の葉。 つい先日、満開の花を見上げたはずなのに。

 

行く春。

 

ふと、この言葉が浮かびました。

過行く春を愛おしむ、俳句の季語なんだそうです。

過ぎていくものの背中を見送ることが、なぜこんなにも切ないのでしょう。

 

今日はひとり、センチメンタル。

昔の私と向き合う時間

父の遺品の整理をしていて、私が大学生の頃に両親に宛てた手紙が出てきました。

 

初めての一人暮らし。 日々の感動。 丁寧な字で紙一杯にびっしりと、両親に宛てた優しい言葉がたくさんつづられていました。 

昔の私は、何だかとても素直で純粋だった。

 

あの頃の私も、確かに私自身だったはず。

なのに、何だろう。 この違和感。

 

父との思い出を振り返る時間のはずが、自分自身に向き合う時間になっています。 懐かしいけど、爪の先で心をピリッとつねられるような、そんな感覚の連続。

 

遺品整理は遅々としてすすみません。

今年の桜

毎年、違う場所の桜を見るのが、ここのところの習慣みたいになっています。

今年は、いわゆる『お花見の名所』と言われるところに何か所か行ってきました! 

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上から順に

高遠(長野)

わに塚(山梨)

サントリー白州蒸溜所(山梨)

 

それぞれに見事です。 それぞれの景色にグッときました。

 

 

 

 

 

 

 

 

書く時間を 再び

1週間ほど、ブログを休んでいました。 

体調が悪かったわけではなく、ただちょっと文章を書くという作業に疲れてしまったということ。 それから、他の人に自分の世界観を伝えるということに少し『おこがましさ』というか疑問を感じたことがきっかけでした。

最初は結構意気込んで、テーマとか決めて写真も撮って頑張っていたけれど。 やっぱり無理をしても続かないですね。 最後のほうは、書きたい内容が浮かんでこなくなって、ブログの更新が少々億劫になってきていました。

1週間ブログを休んでいる間も、日常の日々は変わらず過ぎていきました。 父の遺品の整理は思ったようには進まず、代わりにスタットレスから夏タイヤに履き替えました。 去年は春先体調があまり良くなくてあまり出かけることなく春が終わってしまったけれど、今年は思いがけなく、憧れだった満開の桜を見ることができました。 

こうやって『私の時間』は積み重なってゆく。 

刹那刹那、切り取られた時間の積み重ね。 

 

また少し、書く時間を持ちたくなりました。 思い切ってブログを休んでよかった。 そして、またここへ戻ってこれてよかったです。

書かないという選択

毎日様々なことに思いを巡らせているのに、いざPCに向かって文章を書こうとしても、書きたい内容が浮かんできません。 思えるけど、書けない。 ここ数日、そうなんです。 

そして気づきました。 今、思考のベクトルが自分自身に向かっているから書けないんだと。 書くというのは発信の作業です。 私以外の人に対して伝えたいと思うことがなければ、書きたいという思いには至りません。

これはたぶん、今がそういう時だ。ということです。 ブログは(私にとっては)義務ではないので、書きたい内容がないのに無理してPCの前で頭を抱えることは無意味です。 悩んで動けなくなる時間があるなら、部屋の掃除をします。 父の遺品の整理を進めます。

物を整理するということは、自分に向き合う作業なんだなとつくづく感じます。 無心になって何かに集中することで得られる安らぎ。

ここのところ、少し突っ走りすぎて疲れたのかもしれません。 

書きたい思いが溢れてきたら、また書くだけです。

 

 

ライブで聴く音

今日は

朝、探鳥会で鳥のさえずりをライブで

夜はステキな音楽をライブで

楽しんできました♪

CDや映像では絶対に味わえない空気感が、ライブで聴く音の魅力でしょうね。

早朝の森に漂う風や土のにおい、そして鳥の姿。

ライブハウスで体の芯に響く生の音、タイミングを視線で計るデュオの二人。

 

ライブっていい。 ライブ、かっこいい。

 

 

 

 

 

紅茶& ① ブラックペッパー

最近、チャイにはまっています。 もともとスパイシーな味が大好きだったのもあるけど、たまたま手に入れたティーバッグ入りのチャイがあまりにもおいしくて、毎日職場に持って行くほど!

で。

袋の表示を見たら、紅茶ベースにいろいろな香辛料が入っているわけです。 なじみ深いものもあれば、ほとんど使ったことのないものもある。 香りや味わいが複雑に絡み合って、一つのチャイというお茶のおいしさを作り出しているのは確かに舌と鼻で感じるのですが、果たして、どのスパイスがどういう味でどんな香りを持っているのかが、正直よく分かりません。

そこで。 おいしいかどうかはともかくとして、一つ一つのスパイスを紅茶と組み合わせて実際に飲んでみることにしましたよ♪ それぞれのスパイスの特徴を自分なりにつかめれば、最終的に自分好みの配合でスパイスを組み合わせて、さらにおいしいチャイを自分で作れるんじゃないかな~と。

自分勝手な思いつきですが、なんだかワクワク(^^♪

で、今日はまず初日だったので、家のキッチンに常備してあるブラックペッパーを紅茶の茶葉と合わせて蒸らし、飲んでみました。

最初の感想は?な感じ。 紅茶の味自体を劇的に変えるものではないようです。ただ、ビックリしたのは途中から。 だんだん舌がピリピリしてきて、体の芯がカーッと熱くなる感じ。 おー!さすがは黒コショウ。 ラーメンの脇役がここでもいい仕事をしています。 なるほど。 ブラックペッパーは味そのものが特徴的というよりも、刺激というか、味にパンチを加えるのに役立つんですね。 繊細な味の紅茶には合わないかもしれませんが、何だか分かりやすくガツンとくる感じ。 もともと好きなスパイスでしたが、改めて見直しました。 紅茶にブラックペッパー。 寝ぼけ気味の冬の朝に、いいかもしれないです。