焚き火 diary

火と向かい合う。自分が見えてくる。

勢いだけはある。

今日、職場で仕事中でのお話。 外国の方から電話が入り、ちょうど私がたまたま電話に出たのでそのまま対応しました。 用件は簡単な問い合わせ。 相手は香港の方でたどたどしい英語。 私も片言の英語でしたが、そんなに複雑な内容ではなかったので何とか会話として成り立ちました。

 

用件を話し終わり、電話を切ったところで同僚に言われた言葉。

『英語ペラペラですごいね!』

 

違うんですよね~これ。 よく言われるんですけど、違うんです。

こういう時いつもそうなんですが、ただ思いつく単語をつないで話しただけで文法も何もあったもんじゃないんですけれど、何だかんだ黙らずに勢いだけはよく英語を繰り出すので『英語ペラペラ』と勘違いされるんです。 私はネイティブじゃないんだから正しい英語なんてしゃべれるわけないじゃないですか。 正しく話そうなんて最初から思わないんです。 だから躊躇なく思いつくままに突き進むことができる。 

 

こういう時の勢いだけは人一倍あるんですよね。 日ごろは石橋を叩いても渡らないタイプの私ですが、時としてものすごく大胆になるときがあって、大体そういう時は開き直って「失敗するかも・・・」とか全く思わずにエイヤッてやっちゃうんです。 で、こういう時に限って周りから認められたリ褒められたりする。 

これって何だろう?って、ずっと思っていました。 で、今日一つ気づいたこと。

この『勢い』も、もしかしたら一つの実力なのかもしれないってこと。

どんなに潜在能力が高くても、勢いというか大胆さがなければ変化が起こらない。 ずっと同じところに留まったままです。 逆に、どんなに才能がなくても、勢いさえあればとりあえず最初の一歩は踏み出せるわけです。 無鉄砲な一歩かもしれませんが、最初の一歩が踏み出せたら、あとは勢いに乗ってそのまま転がっていけば、カッコ悪くても前に進める可能性だけはあるじゃないですか。 

 

勢いだけはあるんですよ。 だから、入り口にはきっと立てている。 

あとは、一度始めたことを途中で投げ出さずに続けていくこと。 これができたら私、すごいことになるんじゃないかな??って思うのです。