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焚き火 diary

火と向かい合う。自分が見えてくる。

譲って、待つ。 進むために。

NHK『100分de名著』。 面白いので、時々見ています。 今日のテーマは『菜根譚(さいこんたん)』。 学校で習ったかなぁ? こういう名著があることをこの番組で初めて知りました。

 今日のサブタイトルは『人づきあいの極意』について。 今の自分に当てはまる内容ばかりで、結局最後までしっかり見てしまいました。

 

いろいろ印象的な言葉があったんですけれども、その中で一番響いたのが、これ。

『譲って、待つ。』

譲る。待つ。どちらも受け身の状態を表す言葉で、現代の世の中では積極的なシーンではあまり使われません。 でも菜根譚の中では、この言葉は決してマイナスの意味はなく、むしろ、成功するため、前に進むための『伏線』となりえるものだと紹介されています。

 

これ、非常に単純なことなんですけど、いざ今の自分の当てはめてみたとき、ちょっと愕然としました。

今、私は比較的『波に乗っている』状態で、新しいことを始めたり、いろいろなところへ積極的に出向いていって人との交流を素直に楽しめている状態です。 これはこれで自分にとっての変化と言えますし、積極的に動けていること自体は悪いことではないのでしょうが、ちょっと待てよと立ち止まって考えてみたわけです。 いつの間にか、謙虚さを忘れてしまっていないだろうか? 『早く早く』『自分が自分が』と何事に対しても傲慢になっていないだろうか?

番組を見ながら、自分なりにいろいろと考えました。

調子のいいときこそ、ちょっと立ち止まってみる。 自分だけが笑っていないか。 周りの人にも同じように笑顔があるか。 前に進みたいと考えるとき、あえて他の人に道を譲り、はやる気持ちを抑えてゆっくりと構えてみる。 結局はこういう謙虚な姿勢が成功や前進への近道なんだよ。 

と私なりに解釈して、今日の番組内容が最後にストンと腑に落ちました。

菜根譚

深いです。 一度じっくりと向き合ってみたいと思います。