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焚き火 diary

火と向かい合う。自分が見えてくる。

蝶がつなげてくれたもの

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父のコレクション。 蝶の標本。

数にして標本箱数10箱! 膨大な量です。 

 

今回、ご縁があって、環境省の研究機関がその標本をすべて引き取ってくれることになり、その事前準備で一個体ずつのデータを集めることになりました。 

種の同定。 性別。 採集地。 採集年月日。 採集者。

一個体ずつ、すべてデータ化して、標本と一緒に研究機関に提出するのです。

昆虫については全くの素人の私には『無謀』の一言ですが、なんとありがたいことに、父と私の共通の知人であるW先生が、一緒に同定&データ化のお手伝いをしていただけることになりました。

 

W先生は元高校の生物の先生で、これまでに研究所の所長や鱗翅学会の理事などをされている方。 海外の専門誌に論文を投稿されるような超偉い先生ですが、すごく気さくな先生で、時におやじギャグを混ぜながら、素人の私にも分かるように、名前の由来や食草の分布地、種ごとの性別の見分け方など、専門的な話をたくさんしてくださいました。

 

朝9時から夕方5時前まで。 

一日みっちり、二人して我が家に缶詰になって、とりあえず標本箱6箱、約300個体の同定が終了しました。 

 

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(『ギフチョウ』だけでこんなに! 同じ種でも、雄雌の他に採集地や栄養状態でかなりの個体差があることを知りました。)

 

蝶の標本に囲まれての一日。 ルーペ片手に蝶をじっくり観察するなんて、何十年ぶりのことでしょう。 ああ。 なんかいいなあ。 ひたすら蝶を観察して終わる休日。

 

父が残した標本も、面倒だと捨ててしまえばそれで終わりだったご縁でしたが、今回こうして繋がったことが、何よりとてもうれしいのです。

 

まだまだ先が長いプロジェクト。 あと何回か先生には我が家に通っていただき、データを最終整理して、来年の春ごろには完成&データを提出する予定です。 

いやあ。。。どうなることやら。 

でも、絶対楽しい。 楽しい予感しかしません!