焚き火 diary

火と向かい合う。自分が見えてくる。

ここにいていいんだよ。

一つの組織で働けば、そりゃいろいろありますわね。

文句の一つも言いたくなる瞬間もある。

 

でも、そんな時。

私はふと、思い出してしまう過去があるんだ。

 

自分の居場所を見つけられず、存在を認めてもらえず、

ひたすら孤独だったあの日々。

思い出したくない過去なのに、今でも当時の感覚を恐ろしいほど鮮明に思い出せる。

そして。

自分自身をごまかすように、何かにつけて笑ってたんだ。 

覚えてる。 いつもうつろに、笑ってた。

まわりの人からは幸せの笑顔に見えていたのかもしれないが、

亡くなった父は、その時の私の笑顔が『嘘』だと見抜いてた。

 

それから数年。

一番の理解者だった父もいなくなり、

そして、職場も変わった。

 

今の会社は組織も大きくて、大勢の人がいる。 いろんな人がいる。

人見知りの私は、器用にみんなと仲良くすることは相変わらず苦手だけれど、

それでも私は、今ここにいて、そんなに居心地悪くないなって感じてる。

みんなにどう思われているかなんて、あんまり関係なくて。

孤独を感じないでいられる。 それが、素直にうれしい。

 

仕事、毎日大変でやんなっちゃう!!

文句言いながらも私、今けっこう幸せだ。