キャッチボール
人に何かを伝えたいとき。
何を伝えたか、ではなくて、何が伝わったか、が重要。
自分が伝えたつもりでも、もしも相手に伝わっていなかったとしたら、それは伝えなかったと同じこと。
自分は伝えたんだから、あなたちゃんと理解してよ、は、傲慢。 自己満足。
これ、以前に小さな会社を経営していた時に、悲しい経験をいっぱいして学んだことです。
自分の想いを正確に相手に伝えるのって、ホント難しい。
伝えたつもりで、相手からの反応をひたすら待って、期待通りの反応が来ずにイライラしたりがっかりする。
日々、これの繰り返しだと思うのですが、それでもお互いの人間関係を深めていける人と、そうでない人がいます。 何が違うのか。 う~ん。 何が違うのか。
小さな相手には低いところに。 小さな子供にはゆっくり優しく。 相手が取りやすい場所に、取りやすい球を状況に応じて投げ分けられるかが、結局のところその人の器量なんだと思います。
そして、どんなに取りにくい球が相手から飛んできたとしても、ちゃんと受け止めて、相手に取りやすいような球を投げ返せること。 ああ。 こういうことなんだ。