焚き火 diary

火と向かい合う。自分が見えてくる。

いす

本日は朝から久しぶりに気温の中にぬくもりを感じました。 ここのところ、寒いというよりは痛い!というような空気でしたので、何だかこの暖かさがとても愛おしく感じます。

今日は久しぶりに仕事も休みで一日フリーなので、氷の解けた道路をドライブしがてら近所の街まで出かけてこようと思います。 これまで家のダイニングで使っていた父専用のいすがどうも体に合わなくなってきたようなので、新しいものを探さないと。 いすから転がり落ちて骨折でもしたら大変ですから。

子供として親の面倒をみるということは別に特別なことではないと思うのですが、高齢になって認知症の始まった親と同居するということは、なかなかつらいことが多いです。 子供の頃、ずっと父の背中を見ていましたが、それはそれは大きくて頼りになる男性の背中でした。 今は小さく小さく、日に日にしぼんでいくように感じます。 父自身も体が思うようにならないことがきっとつらいのでしょう。 私の顔を見るたびにため息をついたり、些細なことでくってかかったりしてきます。 ずっと一緒にいたら私のほうがつぶれてしまう。 こういうことを言ったら、本当はよくないのでしょうが。。。

いけないいけない。 愚痴の連鎖が始まる前に出かけることにします。 

小さくなった父の体に合ういす。 切ないですが、良いいすを見つけられますように。