焚き火 diary

火と向かい合う。自分が見えてくる。

命綱

昨日はなんとなく風邪っぽくて、早く休んだらだいぶ調子が戻りました。 頑張れば疲れる。 休めば復活する。 こんなふうに素直に反応してくれる体がなんだかすごくいとおしいです。

そんなわけで、今日は朝から好調で会社も休みだったので、久しぶりに甲府の電気店へ行ってきました。 10年以上使い続けていたオイルヒーターの効きがいよいよ悪くなり、このままでは極寒の北杜市の冬を越せそうにないと思い極めたからです。 いや、これホント、大げさではなくて。

ここ北杜市は、夏は涼しくてパラダイスなんですが、冬は本当に冷え込みます。 幸いにも豪雪地帯ではないので雪下ろしなどの心配はほとんどないのですが(おととしの大雪の時にはさすがに屋根にのぼりましたけれど)、何しろ寒い! 真冬の朝には部屋の中がマイナスになっていることもしばしば・・・さすがに寒すぎて、急いで暖房をつけるのですが、ここで要のヒーターが不調というのは、即!命の危険を意味するわけです。

こういう寒冷地に住むようになると、必然的に『冬の生活において優先すべき事柄の順序』がこれまでの生活から一変します。 洋服はなんとかなります。 おしゃれできる幅は少なくなりますが、とりあえずなんとかなる。 食べ物も、問題ありません。 ただし、極寒の生活を乗り切るためにどうしても妥協できないものが二つ。

一つ目は移動手段。 ここではマイカーがないと生活できません。 そして凍結路面でも圧雪アイスバーンでも心強いのは、やはり4駆です。(これまでずっと2駆でなんとか乗り切ってきましたが、昨年何度かスリップやらスタックやら怖い思いをして、とうとう心が折れました・・・) 

そして、もう一つが暖房です。 中途半端なパワーの暖房は用をなしません。 しっかり体の芯まで温めてくれることが重要。 多少金額が張っても致し方ないことです。 冬の朝の凍死だけは、何とか免れないといけません。

結論からいうと、今日はあちこちの電気店を回って、比較的お手頃価格でしっかりパワーのあるヒーターを手に入れることができました! よかったよかった。 これで何とか家の中にいる限り、今年の冬は乗り越えられるでしょう。 

それにしても、最近の家電は性能がすごい! ちょっと感動しました。