焚き火 diary

火と向かい合う。自分が見えてくる。

カラスウリ

秋の林を歩いていて見つけると妙にテンションが上がる『カラスウリ』を明治神宮御苑の鎮守の森で見つけました♪

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カラスウリ烏瓜Trichosanthes cucumeroides)はウリ科植物で、つる性の多年草。朱色の果実と、夜間だけ開く花で知られる。 地下には塊根を有する。

蔦や小低木の茂みの中にポツンと一つ、朱色の実。 コロンとしたフォルムが何とも言えずかわいいです。 カラスウリの実ほど、日本の秋の雑木林に似合う植物が他にあるでしょうか。

残念ながら、現在私が住む北杜市ではカラスウリを見かけたことがありません。 もしかしたら生育するには寒すぎるのかもしれません。 私が子供時代を過ごした愛知県では、近所の森で普通に見かける特に珍しくもない植物でした。 子供の私が実をいくつかむしり取って家に持って帰ると、同居していた祖母がとても喜んで、大きな和食器に実を並べて飾っていたのを思い出します。

庭のお花に限らず、野の花も大好きだった私のおばあちゃん。 今の私と同じようにカラスウリの実に秋を感じていたのかもしれません。